比較 · 2026年9月6日確認

無料の動画圧縮ツール比較

「おすすめフリーソフト」の記事はたいてい他所の記事を写しています。このページに載せた4本は、2026年9月6日に公式サイトを実際に開いて確認したものだけです。比較する項目も、あとから誰でも1分で検証し直せる3つに絞りました——処理はどこで走るか、無料の範囲はどこまでか、会員登録が要るか。

⚠️ 開示:4本のうち1本(強調行)は当サイトが作っているものです。だからこそ、独自の点数ではなく、読者自身が確かめられる項目だけを列にしています。

ツール どこで処理するか 無料でできる範囲 会員登録 向いている場面
Free Video Compressor(当サイト) ブラウザ内。ファイルはアップロードされない すべて無料。1ファイルあたり・1日あたりの制限なし 不要 スマホでも PC でも、素材を渡さずに容量制限へ合わせたいとき
AviUtl(ExEdit2) インストール型。ExEdit2 は Windows 10 以降(DirectX 11.3 / AVX2 が必要) フリーソフト。ExEdit2 は 2.1.8(2026年9月5日公開) 不要 編集もまとめてやりたい、日本語の情報が豊富なほうがいいとき
HandBrake インストール型。Windows / macOS / Linux 無料・オープンソース。機能制限なし(1.11.2) 不要 大量の一括変換と、エンコーダ設定の細かい追い込み
Clideo クラウド。ファイルをサーバーへアップロードして処理 1ファイル 500 MB まで。透かしなしの出力と最良プリセットは有料 圧縮だけなら不要 アップロードして構わない素材を、いろいろな加工とまとめて片づけたいとき

表の各セルは、2026年9月6日にそれぞれの公式サイトで確認した記載です。リンクは表内に、開いたページは下の「出典」に挙げてあります。無料範囲の条件はよく変わるので、頼る前に一度ご自身で確認してください。

この4本を分けているのは1点だけ

AviUtl と HandBrake はインストール型なので、ファイルは手元の PC から出ません。そのかわり、インストールが必要で、スマートフォンでは動きません。Clideo はその逆で、入れるものは何もなく、どの端末でも開けますが、処理のためにファイルはサーバーへ送られます。Clideo の FAQ には、透かしのない出力と最良の圧縮プリセットは有料であると書かれています。

当サイトはその中間にあります。クラウドのツールと同じようにブラウザのタブで開きますが、エンコード自体は WebAssembly で手元の端末が行うため、アップロードは発生しません。有料プランで機能を囲う余地がないのも同じ理由です——回収すべきサーバー費用が存在しません。

30秒で選ぶなら

スマートフォンから、あるいは会社の PC でソフトを入れられない状況なら、選べるのはブラウザで動くものだけです。トップページの圧縮ツールか、目標値が決まっているなら 20 MB10 MB25 MB の各ページから始めてください。

何十本もまとめて夜間に処理したい、x264 の設定を自分で詰めたい——それは HandBrake の領分で、この用途で Web ページが敵う相手ではありません。カットやテロップも含めて一本の作業として仕上げたい場合は AviUtl が候補になります。日本語の解説が桁違いに多いのは、ここでは実際に効く利点です。

Clideo を選ぶのは、素材が外に出て困らないもので、圧縮以外の作業もまとめて片づけたいときです。アップロードされること、無料出力には透かしが入ることを承知のうえで使ってください。

あえて載せなかったもの

他の比較記事に必ず出てくるツールのうち、いくつかはここにありません。理由は一つで、公式サイト上で現在の無料条件をそのまま引用できる形で確認できなかったからです。他所のブログに載っていた数字を書き写すくらいなら、行ごと落としました。ここに無いツールを検討中なら、上の3つの問い——どこで処理するか、無料の範囲はどこまでか、会員登録は要るか——をそのままぶつけてみてください。

どの比較でも決められないことが一つあります。アップロードするツールが危険というわけでも、ローカルで動くツールが圧縮に強いというわけでもありません。これは利便性と、素材を誰の手元に置くかの取引であって、その動画が他人のディスク上にあって気になる種類のものかどうかは、撮った本人にしか分かりません。

出典

よくある質問

動画圧縮のフリーソフトでいちばん良いのはどれですか?

作業する場所によって変わります。スマートフォンや、ソフトを入れられない PC では、端末内で処理するブラウザ型しか選択肢がありません。自由に使える PC なら HandBrake が無料・オープンソースで、一括処理は Web ページより確実に得意です。どちらも本当に無料で、違いは手軽さと制御の深さです。

透かしが入らない無料ツールはどれですか?

AviUtl と HandBrake は通常のデスクトップ用エンコーダで、当サイトはブラウザ内でエンコードします。この3つは出力に何も刻みません。Clideo は FAQ で透かしなしの出力を有料機能として説明しているため、無料枠では透かしが入る前提で考えてください。

クラウド型の圧縮サービスは安全ですか?

仕組み上、ファイルは事業者のサーバーへアップロードされ、そこで処理されたあと各社の方針に従って削除されます。公開しても構わない動画なら問題ありません。取引先が写っているもの、社内資料、個人が特定できるものについては、そもそもアップロードしないツールを使えば、この問いに答える必要がなくなります。

自社製品が入っている比較は信用できますか?

4本のうち1本は当サイトのものなので、その行は他のベンダーの主張と同じだけ疑って読んでください。担保は方法のほうにあります。各列は工具自身の公式サイトに書かれている事実で、リンクは表内にあり、いずれも 2026年9月6日に開いたものです。どのセルもこの文を読み終える時間で検証できます。

なぜ4本しかないのですか?

このページを書いた日に、公式サイト上で無料条件を読み取れたのがこの4本だったからです。数を増やすには他所の記事から数字を写すしかなく、そういう数字こそ2年前のまま放置されている場合が多いためです。